野生きのこ発生状況 溶岩樹型付近
9月23日に野生きのこイベントを行うので、夕方だったが森の状況を見に行った。
まず森に入るとスギタケ(モエギタケ科スギタケ属)が。見事な株になっていた。
昔は食菌として扱われていたが、最近の図鑑では毒とされている場合が多い。人によって中毒例があるらしい。
その後、林内をさまよったがまとまったいいきのこが見当たらない。あるのは菌輪(丸く輪のを描くように発生するさま)をなしている不明きのこ。
最初、モリノカレバタケ(キシメジ科モリノカレバタケ属)だと思ったのだが、少し雰囲気が違う様に見える。隆吾さんはタマムクエタケ(オキナタケ科フミヅキタケ属)だという。
しかし、どちらにせよサイズが合わない。図鑑には1〜3cmとあるが中には5cm以上のものもあった。それとも大きなものは別種だったかも。今日は暗かったし大急ぎで回ったので同定する時間がなかった。
珍しいのを見っけ。ムラサキフウセンタケ(フウセンタケ科フウセンタケ属)。食用だが粉っぽい臭味と苦味があり一般的ではないとされる。私もいただいたが、一本で十分。特に美味いきのこではない。おかわりがほしいとは思わなかった。
次ぎに場所を変えてカラマツ林に移動。するとカブベニチャ(キシメジ科モリノカレバタケ属)を発見。しかしこれは食毒不明種であった。
うーん、困った。今年は今のところ野生きのこは不作状態。きのこ狩りイベント、どういう風に実施しようかな〜。