野生きのこ探し&クッキング



ソロクッカー・クッキングに即発されたわけではないが、その勢いで野生きのこ探しに。森に入っていきなりあったのは、トキイロヒラタケ(ヒラタケ科ヒラタケ属)。若いうちは食べられるとあるが、美味いきのこにしか興味はない。山に戻す。

お、タマゴタケ(テングタケテングタケ属)発見。これは美味いきのこ。一本しかなかったが、持って帰ろう。

その他、いろいろあったが、夏のきのこは知らないものが多い。持って帰って調べてみる。まずこのきのこはヒカゲベニウラタケ(イッポンシメジ科)可食で欧州では珍重とある。


  


同定に時間がかかったのがこのキノコ。まさかチチタケの仲間だとはわからなかった。ひだに傷をつけてみて乳が出てきてあっと驚いた。ヌメリヒメチチタケ(ベニタケ科チチタケ属)だった。食毒不明のきのこ。姿形は美しいのだが。

コビチャヤマイグチ(イグチ亜科ニガイグチ属)も食毒不明のキノコ。

今回、橋本確文堂発行の「北陸のきのこ図鑑」を使用している。通常の図鑑だと、山で採るきのこの半分くらいは同定できないのだが、この本で同定できないものはほとんどない。15,000円する本だが、買っておいて正解。とても助かっている。


  


今日、たくさん採れたのはこのアカジコウ。鮮やかな朱色の傘と黄色い管孔に特徴があり、しかも傷つくと青く変色する。今日はこの味噌汁がメイン。うっかり採取時に撮るのを忘れてしまった。茎の部分はかなり虫食いが多い。今日は家で調理するのである程度取り除いたが、野外ではそのまま調理するしかないかもしれない。

アカジコウは歯ごたえもしっかりしていて、コクがあり美味い。夏のキノコもなかなかやるねえ。

一本しかなかったタマゴタケも、すまし汁に。今日はおかずが多かったので、二つとも汁ものにした。

可食のきのこは今日はやめて、美味しいきのこだけをいただきました。ごちそうさまでしたー。