ネイチャーガイドロッジ山の家 の朝

翌朝は、6時30分から早朝散歩。山の家の周辺フィールドを拝見させてもらうとしましょう。

変わったシダはクジャクシダ(ホウライシダ科ホウライシダ属)という。初めて見た。

ヤブレガサ(キク科ヤブレガサ属)の葉が大きく成長するとこんな感じ。嬬恋はなぜかヤブレカサやモミジガサが少ない。あるのは毒(たぶん)のヤマタイミンガサばかりだからなあ。よく覚えておかないと。


  


7月だというのに、公園はイグチ科のきのこだらけ。黄金色の綺麗なきのこはコガネヤマドリ…もしくはイロガワリの仲間かも。

うわっ、凄い! 以前、森の中でアカヤマドリというきのこに会ったことがあるがそれに似ている。しかし、他のイグチ科のきのこが古くなったものかもしれない。今朝は、丁寧に調べる時間がなかったので映像だけ紹介。

大きな三つ叉のモミの木。三つ叉の木は神様がお休みになる樹だとは話していないのに、英美子は何かに引き付けられていた。三というのは国際ヨガ協会的にも良い数字だ。やはり三には何かパワーがあるのかも!?


  


公園のあずまやはニホンミツバチの巣になっている。タケさんは巣に入る瞬間のミツバチを撮ろうと挑戦していた。

丸い穴は昔にキツツキが開けたのだろうか。しかし、横に回ると板が外れたところがあり、どうやらこっちがメインの入り口のようだ。ブンブン飛びまわっている。

アスパラガスのように見えるのはシオデ(ユリ科シオデ属)。とてもうまい山菜だ。この状態からサルトリイバラのようにつる植物として伸びていく。


  


カエルが出てきたので、捕まえてみるとガマガエルだった。

タケさんがお腹をさすると魔法にかかったようにおとなしくなる…が次の一瞬で起き上がる。またひっくり返しておとなしくさせる…この遊び、結構面白いかも。


  


タケさんがいきなり子供たちに、

「さあみんな、今から急に走ってそこでくるっとこっち向いてしゃがんでピースしてニコッとするんだよ!」

と言った。…ハア?

と思ったが、なんとそこにはセンサーカメラがあったのだ。カメラを出して調べてみると、残念。私が別の角度から撮ったような写真はセンサーカメラには映っていなかったようだ。

しかしタケさんは子供を遊ばせる天才だな。


  


最後にノンプログラム長期夏合宿の場所を見せてもらった。そうか、ここが数々の名ドラマを生みだしたあの合宿所か。

英美子はブランコで大はしゃぎ。

美津江さんの朝食をいただいて、さあ出発。おかげさんで調子が悪げだったお腹も完全復活。しかしこの辛い野菜の名前が思い出せない。めっちゃ美味しかったのに〜