トキワ松学園中学校 森の教室 初日



毎年お見えになるトキワ松学園中学校の子ども達。女子中学生という、社会的にも、身体精神的にも、とても微妙な位置状態にいる彼女達に、生きるとはどういうことなのか、地球の神秘さ美しさを感じるためにはどうあればよいのかを伝えるのは、本当に苦労する。この難関に毎年挑戦させていただけることは、私にとって本当に力になっている。風邪をひいてしまい、とても体調が悪いのだが、この学校だけは、最後まで私がしっかりお世話をする。絶対そうするのだ。

ヒカリゴケを見せる場所で大幅に時間を取られてしまった。ま、そうしたほうが難しい説明が少なくなって、子ども達にはちょうど良いかもしれない。リフト降り場の高台では、キャッキャ言ってはしゃいでいた。この勢いで明日も頑張ってくれればいいが…

沸き水を笹ひしゃく飲むプログラムを行った後、シャボン玉遊びを。シャボン玉くらいどこでもやっているはずなのだけれども、仲間と一緒に自然の中では経験が無いのだろう。喜んでしまい次の場所になかなか移動してくれない。

とりあえず、初日は雨も降らないでもってくれた。この後の夜の星空シアター&観察会では、この学校としては10年で最高の夜空に。しかもなんとカシオペア座を観察している時に、そのど真ん中を流れ星が!こんなこと、私だって本当に久しぶり。いい思い出になったろうなあ。今年の子達はついている。