草軽電鉄の詩 ― 写真集
- 思い出のアルバム草軽電鉄刊行会(編)
- 価格:¥1,680
- 単行本:183ページ
- 出版社:郷土出版社(2008/07〔新装〕)
- 発売日:1995/10
- 商品の寸法:25.2x17.8x0.6cm
宮川さんに聞いて【草軽のどかな日々 (RM LIBRARY(53))】を購入しにいった際、隣においてあった本書の在庫が一冊しかないのを見て、思わず購入してしまった。
200点の写真が載ってあり、前に紹介した【草軽のどかな日々 (RM LIBRARY(53))】と同様にビジュアル的にも楽しむことができた。浅間高原の涼風を頬に受けて走るサマーオープンカー「しらかば」「あさま」には、私も乗ってみたかったなあ。戦時中の女性車掌の写真もあった。また映像だけではなく、いろいろと秘話が載っている。例えば沓掛と軽井沢が草軽電鉄起点の争奪戦となり、名士・有力者を有する軽井沢が押し切って奪い取ったが、路線を沓掛側へ大きく迂回させて鶴溜駅を設け、区有地を別荘地とした話…とか、編集部が昭和62年に開催された草軽交通OB会に潜入しインタビューした記事など。読んでいて飽きなかった。
最後に年表も載っているし、親切な本だと思う。【草軽のどかな日々 (RM LIBRARY(53))】とセットで購入することをお奨めする。