表万座スノーシュー考察



2月3日のインタープリター会の新年会(万座温泉日進舘泊)で、翌日4日に表万座スノーパークでスノーシュー研修会を行おうという話になった。今日はその下見会。

見よ、この眺望を。会としても万座でもう一つくらい、新しい優れたコースはないか?と探していたところ。この眺望ならば皆さん満足のご様子。


  


さて、下山開始。第一ロマンスリフトに乗り、上から見て左側に膨らんで下りてくるコースは、最初の眺望を楽しんだ後、最初のうちは斜面が急である。岩もゴロゴロしているが、スノーシュー実施に問題はないだろう。アドベンチャーで楽しいではないか。

ダケカンバの清々しい林を下りてくる。気分がいい。


  


そしてここからが大変な目にあった。そのまま下りてくれば良かったのに、3年前に見た大きな樹洞をみんなに見せたくなってしまい。樹洞を探してうろうろと。大きく左に膨らみながら下りてしまった。

斜面は急斜面から、しまいには崖になってきた。しまった。完全にルートを間違えてしまった。


  


しかし大きく回り道をとったおかげで、新たな発見もあった。この写真はイノシシかツキノワグマが根を食べるために雪の下の地面を掘り起こしたからなのだろう。一人で山に入ってこんなの見つけたら気持ち悪いだろな。

熊棚も凄い。いたるところにある。これは、本当なら一般参加者に見せてあげたいなあ。


  


途中、カラ類の混群に囲まれた。コゲラは人間を恐れない、私たちのすぐ前に出てきて目を楽しませてくれる。

そしてようやく、広々とした緩やかな尾根に出た。そうそう思い出した。ここはかつて、嬬恋牧場上部から本白根山へ行く登山道ができていたところだ。笹がすごくて嫌になって帰った覚えがある。

そのまま横に進み続け、ようやくゲレンデに出た。軽い90分のコースの予定が、180分のしんどいコースになってしまった。お連れした皆さん、地形図も持たずにすみませんでした。