長倉のハナヒョウタンボク
軽井沢スケートセンター脇に、ハナヒョウタンボク(スイカズラ科スイカズラ属)の群落があるという。長野県指定天然記念物。これも、近所なのだしチェックしておかなくては。
説明には、数万年前の氷河時代には、アジア大陸北東部から北海道・奥羽・関東・中部の各地方に広く分布していたが、氷河期が終わると岩手県早池峯山麓・小県郡菅平・南佐久郡川上村などに少数自生しており、不連続な隔離分布となっている…とある。要するに氷河期に南下してきてそのまま取り残された残存種ってことね。
しかし、これ?この樹がハナヒョウタンボクなの?オニヒョウタンボクじゃなくて?
似てる、似ている…。あまりにもハナヒョウタンボクはオニヒョウタンボクに似ている。何が違うのかよくわからない。これまでオニヒョウタンボクだと思っていたものの中にも、ハナヒョウタンボクは結構あったのかもしれない。
実を見てみたけど、もう時期が遅かったのか黒くなってしまっていた。うーん、オニヒョウタンボクは初夏に真っ赤な実をつけるが、ハナヒョウタンボクはどんな実を?
こりゃあダメだ。春に見比べて違いを調べることにしよう。