軽井沢 長倉神社



今日は軽井沢の気になる場所を周っておく。まずは千ヶ滝に割りと近い長倉神社へ。

駐車場近くでいきなりケヤキの大木が。あらま、こんな立派な樹があるのか。ケヤキの種は、枝の先端の小さな葉の付け根についている。冬になると枯葉のついたまま枝先からおれて、風に吹き飛ばされていく…要するに風散布種子であるのだが、その折れた跡がどうなっているのか私は知らない。見てみたいなあ。

ケヤキの種もいっぱい落ちている。富士通軽井沢荘のお庭にケヤキもいいかも知れない。それにしても、この大木ケヤキは1783年浅間山噴火の被災を生き延びたのだろうか?噴火後だとしたら、長倉神社(軽井沢町役場隣)の位置で、225年未満でこんなに大きなケヤキに育つかなあ?この神社、他には何があるんだろう?


  


そしてブナが出現。おお、なんと。ブナは浅間山の南側には無いと思っていたが…

そして、今年は実も充分になっている。どうする、この実を使うか?

園内を周ると、結構大きいブナ老木があった。…わからなくなってきた。1783年前には浅間山南麓にブナは自生していたのか?それともどこからか持ってきて植えたのだろうか?


  


アララギやミズメの大きな樹もある。

長倉神社は、自然観察するにはとても良い神社だった。そして、樹医として治療できそうな樹がたくさんあった。せっかくの巨木の公園。大事にしてほしいなあ。特に種を育てている雰囲気も無いので、ブナやケヤキミズナラ、ヤマグリの種がほしい人はここに拾いに来てはいかがだろうか。

次に熊野神社へ向かった。途中でリスが道路を横切った。画像わかるかな?