万座山草園の様子

昨日、隆吾さんのところで購入した苗の様子を見に万座山草園へ。ヤマオダマキがゆ〜らゆら。

あれ?レンゲショウマが…ああ、やっぱりウサギに食われている。このやろう…。

しかし、よく思い起こしてみると、これまで食べられていたホタルブクロ、ヤマオダマキ、レンゲショウマ、全て高く伸びた花茎だけが食べられているような気がする。これにより、葉は光合成を行えるし、花や実に養分を持っていかれないので、根はますます充実することになるだろう。このような食べ方をすることでウサギは森林と共生というか、うまく利用してきたのだろうか。なかなかの策士だ。

ウツボグサで白があったので2株買っておいた。紫はもうたんまりあるので。この白いウツボグサは、花壇の中に入れずに岩にまとわりついてもらう予定。


  


トキソウとサギソウは、どうしようか迷っていたので、昨日は腰水にして考えた。そして、今日はミズゴケを移植し、その上にランを植え込む予定…だったのだが、山ほどのミズゴケがあると思っていた場所に、どういうわけかあんまりなかった。で、結局じかに植えることにした。

しかしこのトキソウのやり方は乱暴だな…。ま、来年にはもう少し落ち着くと思うので…。

サギソウは、鉢の中のものを少しバラして植えたのだが、かなり繊細に寄せ植えしていたようであっという間にくずれて大変だった。とても涼しげなサギソウ。なんとかついてくれないかな〜。


  


湿原には、いよいよセンジュガンピも入った。これこれ、これを増やしたいのだ。白く清楚な形状は万座のイメージにぴったり。万座の山野草は私のイメージでは白だ。

湿原の土入れは、数日前に全て終わっている。褐色森林土で表面を覆った。来年以降何が出てくるか楽しみ。つっても、その上にいろいろと仕込んでしまうのだが。

万座山草園にいくつか看板を立てた。このような文面で。

〜まんざ山草園〜

この山草園は、万座にお見えになった方々に、付近に自生する美しい山野草達をご覧いただき、万座と自然のことをますます好きになっていただくために設置致しました。万座温泉日進舘が、心を込めて栽培管理しておりますので、園内及び付近の植物の採取は、決してなさいませんようにお願い申し上げます。万が一発見した場合は、直ちに通報いたします。
(自然公園法では、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金に処されます。)