北軽井沢自然園地スノーシュー



照月湖での自然園地を、仮に「北軽井沢自然園地」と称する。今日はスノーシューイベントの日。会員の研修会も兼ねている。

今日は前川さんが案内役となり大島さんネタ「樹木の名前当てゲーム」からスタート。天気で良いのだが気温がずいぶん低い。もうすぐ大寒だしなあ。


  


前回謎のままだった、ゴヨウマツの傷跡の場所に到着。これは、前にカマをかけておいたのだが…ああ、やっぱりそうだ!イノシシの足跡、そしてイノシシの体毛まで木にこびりついていた。体や牙をこすった跡、マーキング場所だったのだ。

しかし、ここでもっと難しい問題が生じてしまった。ゴヨウマツの裏側にある謎の足跡…はて、先日AKAYAプロジェクトMLから似たような画像が送られてきたような…。いや、それとはちょっと違うような…。

ダメだ、ぜんぜん解からん。いったい、どうしてこんな跡になったのだろうか?


  


前川さんの案内の下、先に進む。

イチイ(アララギ)の前で、どうして嬬恋ではイチイを垣根に使っているお家が多いのですか?と聞くと、どうやらイチイは針葉樹の中では、胴吹きがとても多い種なのだそう。うん、確かにそうだ。そのため剪定によって自由な形に整えることができる。

しかしコース内のイノシシの足跡の目立つこと目立つこと。いったい何頭ぐらいいるのだろう。中には人間の足跡もあり、コースとは無関係に進んでいることから、イノシシを追っているの猟師では?と小林さんが言っていた。


  


副蹄がくっきりと。これがイノシシの特徴。

熊川沿いに歩いていくと、かつての炭焼きの跡が。ここにはイノシシが出入りしている足跡が!

なんと!おもむろに中の様子を見に行く澄孝さん。だ、だいじょうぶ?


  


澄孝さんが無事に戻って一安心、ホッ。

この辺からは、しばらく上りが続く。ちょくちょく休憩を入れながら、しかしだらだらにならないように工夫が必要だ。

アップダウンの最後のほう、モダン和風の渋い別荘の屋根は澄孝さんが5年ほど前に葺き替えたという。その際に萱葺きの上にトタンを敷いたのだと。いやあ、つながっているなあ!


  


最後のヤマグワの樹で、よーく枝を見ているとあったあった。何かの繭だ。もしかしてカイコの原種の繭ではないか?インターネットで検索してみたが、日本のカイコの原種は繭が緑色らしい。では違うのか?これは、私の図鑑では調べようがない。困った。

困った後は、小林さんのところでお餅パーティー!お雑煮食い放題。うほほっ、あったまる〜。


  


小林扶味子さんの味付けの美味しいこと。5杯は食ったなあ。

で、今日の一番のヒットは「いくさ餅」。いくさとは、一般的にはエゴマという。とても風味のあるゴマというか調味料というか…これを、どうやってお客様に提供するか検討していたのだが、こんなシンプルに美味しくいただけるとは!すり鉢でいくさを摩り、塩と砂糖を混ぜて黄粉餅のようにして食べるだけ。早速、クルールに提案しなくては!