日本興業自然感察会 前日下見

今回のイベントでは、丁寧に下見を重ねている。今日で6回目。私にこの場所を表現できるバックボーンが乏しいからだ。今日は主に時間配分の確認をした。

樹木の幹、日陰となったほうにコケがびっしりついている。コケの解説や触ってみても良いだろう。

樹洞の大きく開いた場所では、さまざまな動物が利用する話をしたい。河童も利用しているかも?!


  


この場所には、ナツハゼ(ツツジ科スノキ属)が多い。地元の人は秋にはジャムでも作って楽しんでいるのだろう。葉の酸っぱさを利用して何かやってみようと思っている。

ナラはほとんどコナラ。ミズナラはほんの少ししかない。ミズナラの話をするかしないか…。

一個のヌメリスギタケ。ヌメリスギタケモドキかどうかは確認せず。この場所はヤナギは少なかったので、あまり伝播しないかもしれない。


  


沢沿いでは、シソ科植物の香りを嗅がせてあげよう。先日のアロマテラピーアドバイザー講習会で、高橋彰さんがシソ科の植物は香りで採食されるのを防ぎ、小さい花を効率よくつける。植物の中では最も進化したグループであると仰った。

クルマバナ(シソ科トウバナ属)、もう一つはトウバナ(シソ科トウバナ属)の仲間のどれかだろう。

オニノヤガラ(ラン科オニノヤガラ属)が立派に見える場所を見つけた。これは教えてあげよう。