草津森の癒しトレーナー第3回スキルアップ研修会



今日のテーマは「作業療法とハーブティを楽しむ」。旧道・草津矢沢線沿いの樹林気功をする広場を整備し、作業療法に関して皆で検討する予定だったようだが、天気が悪く、とりあえず間伐・除伐作業を行った。

しかし、この林内で草木を伐る作業も、健常者にとってはストレス発散になる場合が多いので、森林療法プログラムを検討している団体の多くはこのプログラムも作業療法とし、森林療法の一つと考えているようだ。

私としては、このすっきりと綺麗になったあとに、さらにそれを生かした何かをやらないと癒しのプログラムとしては完結しないような気がする。これはいい検討課題だ。


  


次に木霊の広場に移動。ここで、オウム岩の伝説を湯田さんが朗読。熱心な森林インストラクター・岡安さんの質問が続く。

そして笹刈を行う。カモシカが食べそうなものを残してあげるところが、森林療法プログラムっぽい。

オウム岩のところでは、ヤッホー!と大声を出すのだが、これは現代人は恥ずかしがる人の方が多いので、何か工夫が必要な気がする。楽器を使うとアイデアは広がるかな。太鼓、笛、それともゴスペル?うん、またいい課題を見つけた。


  


そして藤田和実さんのきんだいペンションへ。ここには、ハーブとアロマの独学王、田中さんがいる。

玄関に入ったとたんに甘く高貴なローズの香りが漂う。ハーブティーは色のつくものは折角なのでガラスのティーポットで提供する。数百のハーブティーを自在に操り、宿泊ゲストには、全て違ったブレンドティーを提供するのだという。凄い人がいたもんだ!

そして、お庭のハーブ園を案内していただいた。この人は、もっと前に出てくるべき人だ。田中さんが有名になるのは私にとってもうれしいことだ。


  


今日の講座では、杉田さんがいろいろ見つけてはインタープリテーションしてくださっていた。名ガイド誕生の予感。

途中、カラマツとコシアブラが合体したような木があった。本当に組織が結合しているの?よく考えれば引き離してみれば解ることだった。次に行ったときやってみよう。

オトコヨウゾメの実は初めこのように扁平でやがて丸くなるとのこと。