草津森の癒しトレーナースキルアップ研修会



今日の講師は湯田六男さん。スタート時にホワイトバーチ(アメリカ合衆国産)と栓(国産ハリギリ)のツキ板をもらった。ツキ板という言葉を初めて知った。

少し歩くと、クリの木のかなり高いところが動物に食べられているところがあった。サルなどが食べた跡に似ているが、硬いように見えるクリの樹皮も食べるのだろうか?あの高さは、きっとここは除雪車の雪の排出場所なのだろう。


  


今日はイヌコリヤナギがちょうど花を咲かせるところだった。アップで見るととても綺麗だ。微妙な色の変化の仕方が良い。

ウワミズザクラは、花が咲く前だと解らないことがある。特徴の一つに、枝落ち跡がボッコリと膨らむのが特徴なのだという。


  


ハンノキ属のグループは違いが微妙なので、そういうマニアックな判別はもうやめる事にしていたが、今日の研修では題材に上がってしまった。写真左は「ヤマハンノキかケヤマハンノキ」と答えていたが、実際にはヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属)だった。若いうちはヤシャブシでも幹肌が綺麗なものがあるのだ!…やはり、判別は葉がないと厳しいかな。

草津高原ユースホステル近くの森では、吾妻森林管理署が協力してアスレチックジムを作ってある。ロープがやばい!が、こういうの嬬恋にもほしい!こういう立体構造のところで遊んでこそ、しなやかな身体に成長するのだ。

木から気を感じる遊び…最近、私の周りに気を感じる人が増えている。気なのか?体温でなくて?


  


標高1,200mの草津ではコシアブラとホオノキが一緒に生えている。冬芽を見れば一目瞭然だが、他に特徴として、コシアブラはこのように根元が像の足のようにたるみが出る。短枝がイモムシみたいな特徴もあるが。

中はミズメ。左はウダイカンバ。良く似ていること!ウダイカンバの方が、横の皮目が長いような気がした。


  


オオウラジロノキ(バラ科リンゴ属)http://shinrin.cool.ne.jp/sub390.htmlは初めて見た。微妙な紅葉をするという。ここには何本かあるので、紅葉の頃また見に来たい。

そして、例の綿貫ペンションで山菜御膳をいただく。ヤッター、今日はモミジガサ(キク科 コウモリソウ属)の天麩羅だ!前に違うものを間違って食って死にそうになった経験が…。さて山菜の王様の味はいかに? んーーー味はそう特別の味ではないかも。天ぷらはもっとアクの強いものの方が良かったのでは?お浸しとかで食べてみたいな。