森林はなぜ必要か
著者 只木良也
発行 小峰書店 (1992/11)
単行本119P
サイズ21x15cm
¥1,260
これから只木良也さんの世界に入っていく。4冊購入したうちの1冊目。見た感じ小学校高学年〜中学生向きの本のようなので、この本から読むことにした。
第?章『森林と人間たち』ではかつての古代文明は森林があったところで発生した、森林が文明を育て、森林が滅ぶとき文明も滅んだ…とし、森林は人間生命の根源なのだという理念から入っていく。私の好きな入り方だ。
そして
第?章 雨が森林を育てる 〜日本と世界の森林の現状〜
第?章 移り変わる自然のすがた
第?章 森のしくみ
第?章 森林は私たちの生活をまもる
第?章 森林は地球をまもる
第?章 森をまもり、森を使う
とつづく。添付された図や資料も大変見やすく、地球規模の重要な数字もある程度載っているので、さてこれから森林の事を取り組もうとする一般人には、とっつき易く解りやすい一冊だと思う。こういう初心者向けの本を一蹴するアカデミックな方々でも、本書にポツポツに出てくる数値が頭にインプットされているかどうか…?