草津森林療法協議会 第4回散策 森の癒し歩道体験&きのこ料理を楽しむ



今日は草津森林療法協議会の普及イベントの日。湯田さんの案内でロイヤルコースを歩く。思ったよりも落葉広葉樹があったので、参加者は紅葉狩りを楽しんでいた。

しかし私は今度のイベントで使う落ち葉拾いに夢中になっていた。きのこ篭を腰に巻き右へ左へ。

途中、小雨が降ってきてしまったが、今回は地元の方で新顔の方も見えた。まずまず順調に普及していっている様だ。


  


子供を連れての主婦の方の参加があった。そう、これなのだ。こういった主婦の方にぜひトレーナーになってもらいたい。子育てが終わった方であれば最高なのだが…。

ホオノキの葉で作るお面は、なるほど、棒(枝)を使って噛んでやるといいのか。

先日のヤマネの本を見て、いつかテングス病上で眠るヤマネを見つけてやりたいと思っている。ま、こんなコース脇じゃ無理だろうな。


  


オトコヨウゾメの紅葉は美しいが、やがて乾燥すると黒くなるらしい。ほかのガマズミ属にはない特徴だ。

恐らくヒナウチワカエデ(カエデ科カエデ属)であろう。切れ込みの最深部に隙間が生じること、縁のはっきりとした欠刻状の重鋸歯があることで見分ける。そしてコハウチワカエデは葉柄が有毛であるが本種は無毛であるらしい。今日はコハウチワカエデとごっちゃにして拾ってきてしまった。

拾ってきたお気に入りの葉は、このようにクリアファイルに挟め、記念に持って帰ってもらったようだ。


  


そしてクラフトはリース作りを。「アカヅルは地元ではリース作りに使っているのですよ」などとインタープリテーションしていても、作ったことが無いんじゃあしょーがない。なかなか円形に綺麗に巻いていくのが時間がかかる。根気の要る作業といえる。

アカヅルのリングが出来上がったら、緑の葉の素材、赤い実・黄色い実の素材をリングに挟めていく。これが、どういう風に飾り付けるのか決めていないと右のように訳の解からん物体になる。なんじゃーこりゃあ!浮遊幽霊か?持って帰りたくない…解かった、お面だ。ほら、笑ったお面が逆さまにすると怒ったお面になる、あの…


  


そして今日も綿貫ペンションのおいしいきのこ料理に舌鼓。良いのだろうか?

一・「むらさきしめじ」の大根おろし
二・「いぐち」の辛味噌
三・「むきたけ」と里芋の煮物
四・「ちゃなむつむたけ」のポン酢
五・10種類のキノコ入り養老蒸し
六・ブルスケッタ(10種類のキノコ乗せたトースト)
  自家製ベーコン入りフォカッチャ とうもろこし・キャベツの小さいスープ
七・6種類のキノコ入りうどん

そうか、ムキタケは皮を剥いて料理すると良いのか…。チャナムツムタケもチャナムツタケと覚えていた。反省。今日は和食主体の料理かと思いきや、メニュー六のような洋風メニューも織り交ぜてくれた。

森の恵みのことを深く知っている人の料理だ。草津での宿泊・食事はぜひこちらを。

草津町 綿貫ペンション
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〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町557−11
TEL:0279−88−3509
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