西吾妻町村連携講座(草津会場) 下見

西吾妻町村連携講座、今年は草津でもお手伝いさせていただけることになっている。明日の下見を少ししておく。

ヴィレッジ横の疎林からコースに入っていくのだが、久しぶりに来てビックリ!木の階段ができているではないか!するとそこに中沢ヴィレッジ社長・中沢康治さんが通られたので聞いてみると、先日皇室の方がお見えになったので、砂利で転んではいけないから木の階段を造ったのだと。しかしお散歩はしなかったのだと。そして右側のアカマツの一刀彫りは樹齢72。中沢はじめさんというチェーンソーの名手が彫ったのだと。

すぐ横にはヴィレッジ得意のターザンアスレッチックが。「いやあ、変なもの作ってみんなにヤーヤー言われてしまってねえ」なんて仰っていたが、一ガイドにも気持ちよく相手してくださる中沢社長。手には歩きながら拾ってきたゴミが。全く頭が下がる。


  


ロイヤルコース内には、夏の花はほとんど無いようだ。一つだけ気づいたのは、ミヤマウズラ(ラン科シュスラン属)があったことだけ。

先日、ヒメミヤマウズラを見たばかりなので感動は薄かったが、希少種ランはあるだけでかけがえのなさを感じる。葉に斑紋が入っていたが、ヒメミヤマウズラの方が透明感があるように思う。


  


コース内にあるこの小さな笹のようなものはなんだろう。谷地平付近でも見た。というかたまに見るような気がする。図鑑のコメガヤに似ているが花期が違うように思う。
※9/5追記:アシボソではないかと思われる(湯田様より)。

このキノコは先日の御飯岳でも見た。傘の中央が盛り上がっていること、そして中央の色が濃いこと、さらに菌糸状の繊維紋からオオキヌハダトマヤタケ(フウセンタケ科アセタケ属)と考える。最近の図鑑ではムスカリンを含み有毒とある。

大谷地の池では、オオルリボシヤンマが産卵の時期だった。地元民でもギンヤンマだと思っている人が多いかもしれない。明日参加者に聞いてみよう。