バードミーティング



加辺先生のお誘いで、嬬恋村インタープリター会仲間と共にバードミィーティングに参加させていただいた。今回の会場は浅間園自然遊歩道。私はこのコースを歩いたことがない。加辺先生、湯本先生、そして嶋村様を仲間に紹介できるのも楽しみにしていた。増田先生は残念ながらいらっしゃらなかった。

今日は湯本先生がリーダー。イベントの企画・司会進行から双眼鏡、スコープ、野鳥の本、鳥あわせの資料などの用意も全て一人でやってのける。実力のある人だ。いつか講師として私達の会にお招きしたいと考えている。

この時期はなかなか鳥を見つけられない。トビが現れたおかげで、双眼鏡を使う機会ができてラッキー。


  


コースは鬼押出しよりもより火口に近いだけあって、こちらの方が自然度良し、景色良し、観光客が少なくて良しのゴキゲンのコースだった。無料だし、個人のお客様にはこれからはこちらをご案内しよう。

ヒカリゴケがよく見えるところがあって、子ども達はずいぶん喜んでいた。

ミヤマモジズリ(ラン科テガタチドリ属)は初めて見た花。涼しげで繊細で透明感がある。気に入った。


  


コースにあったアズマツリガネツツジ…とははじめて聞くが、どうもウラジロヨウラクの別名のようだ。
※9/5追記:アズマツリガネツツジとはウラジロヨウラクの母種に当たるとのこと(湯田様より)。

折り返し地点では、火山のインタープリテーションが始まる。加辺インタープリターの名口調に会員は絶賛。そうそう、これを見せたかったのよ。

加辺先生こそ裏の世界では西吾妻最高のインタープリターともいわれている人物。表の世界に出て来れないのは教師だから!お金もらってガイドできませんからねえ。


  


火山のお話の後、展望台に上って休憩&おやつタイム。ここで湯本先生が「皆さん、今日のおやつは溶岩ですよ〜」と仰った。

…は!?袋を見てなるほど、泡入りのチョコレート。熱で溶けるし空気の泡が入ってるしってことか。

ここで今日2度目となる嶋村様のお話の時間となる。今回は山のお話。とにかくここのメンバーは兵ぞろい、役者ぞろいだ。嶋村様は「浅間高原の植物」というタイトルの本を編集した方。浅間園で販売しているのでぜひ寄ってほしい。


  


帰りがけ、イワヒゲの看板があったがイワヒゲ自体は見つけられなかった。きっと誰かに摂られてしまったのだろう。なんてこったい。

広場に戻ってから鳥あわせを行うのは野鳥の会吾妻支部の探鳥会と同じパターン。湯本先生はそれに少し手を加えたオリジナルの手帳を参加者に配布していた。

お迎えに来ていたお母さんからペットのインコを預かった子は、それを肩に乗せていた。まわりの子の興味を引いていた。