プリンスランドオーナーズ会＆嬬恋村インタープリター会 合同自然観察会

吉田夏生さんのご好意で、プリンスランドオーナーズ会＆嬬恋村インタープリター会合同自然観察会が実現できた。

吉田さんは森林インストラクターで環境カウンセラー。神奈川県やさらに広域での自然環境団体で活躍している。手始めに「ノーズ」「コウモリとガ」などのネイチャーゲームから実施。手馴れた流れで自然観察を進めていく。

子ども達も、虫眼鏡や双眼鏡を手に大はしゃぎだ。

　　

目を引いたものを。コナラの樹にはたくさんの虫えいが見られた。以前見たクリタマバチの中えいによく似ている。同様にタマバチ類によるものだと思う。

ツルウメモドキの若い実はこんなだった。熟した秋なら解かるのに…今日は解からなかった。だってこれニシキギ科でしょ？どうして葉が対生じゃないの？

子どもがいじっていたのはトビナナフシ（ナナフシ目ナナフシ科）。今年、プリンスランドには多いようだ。

　　

そして最後に、子ども達が集めた「フィールドビンゴ」を並べてみる。子ども達が集めてくるのをテープで貼る係をしたがこれが結構大変だった。しかし採取が禁じられている国立公園でなければとても楽しいプログラムなので、指導者が少ないときは子ども達の親の分だけテープを用意し、親に配ることをお勧めしたい。

そして、吉田さん必殺のネイチャークラフトの葉書きを披露。これが出てくると驚嘆の目は子ども達だけじゃない。大人たちも『センス・オブ・ワンダー』を取り戻している。この技には誰も敵わない。

今回のイベントではたくさんのヒントをいただいた。帰り道、この形式で、各別荘地で住民参加の自然観察会を開くことができれば…と、話が弾んだ。