草津白根山−万座下見

明日の下見に白根山へ。今日は、アマツバメアマツバメアマツバメ科)が群れでずいぶん近寄ってくれた。いつもは猛スピードで去っていってしまう。

ワタスゲが満開。弓池湿原にこんなにあったっけ?

昨年、大きな球果がたくさん付いて樹冠が曲がってしまっていたオオシラビソ(左)と、そんなことは全く意に関さずのトウヒ(右)のペア。自己満足の一枚。


  


ハイマツの花の時期だ。雄花の花粉が凄い。今のカメラは1cmまで接写が可能なのだ。

ハイマツの雌花は先につく。5個もついているなんて珍しいので撮っておいた。

クロマメノキの花は、昨年よりも多いように見える。ではきっと、今年は豊作になるのだろう。


  


コマクサが満開。えー!?昨年の方が温かかったと思うのだが、今年の方が数日早いようだ。しかしどうしてこんなに年々開花が早まるのか?雪も今年の方が多かったはずなのに…。

コマクサも、あまり花が多くつきすぎないものの方が私は好きだ。

最後の一枚は、コマクサ火口をバックにしたのだが、うまく写せていないようだ。


  


白いコマクサ、今年も一株あった。さすがにあそこのものは誰も持っていかないだろう。

遊歩道最高地点(2,150m)を越えてすぐのところに、なんとナラの低木があるではないか!これはもしかしたらミヤマナラの可能性がある。だとしたらこれは発見だ。

コケモモの小さな花も、マルハナバチがせっせと訪花にいそしんでいた。


  


ビンズイ(スズメ目セキレイ科)は白根で良く見かける鳥。カメラに収まるほど近寄ってくれた。

ツルツゲ(モチノキ科モチノキ属)の花があった。

足元のゴゼンタチバナを見てびっくり!2005/07/02に、2段輪生になった葉を確認しているが、これはなんと葉が9枚、花弁のように見える総苞が3枚の超奇形。あー、場所目印しておけば良かった!

※通常は、輪生1段の葉が4枚から6枚になると花が咲く。総苞は4枚。