西吾妻町村連携講座 当日



当日の参加者は117名。この人数を一回でお受けしたことは初めてのことだ。

つつじ平のレンゲツツジは1割咲きほどだったが、あまり時間がなかったので結果的には良かったかもしれない。満開だったらあんなにせかせか歩いたら大ヒンシュクをかってしまうだろう。

唐沢信さんが参加者にいらっしゃった!なんですか、こっちでやってもらわないと…いえいえ、病み上がりで大変だったのだ。本人も「こんなに元気になるとは思っていなかったよ」なんて言ってる。

午前中はバタバタだったが、午後からは参加者と語らいながら歩くことができた。唐沢さんからはオククルマムグラは服にぺたっとくっつくから「惚れ草」と言っただの、長野原町ではヤグルマソウのことを「ごは」と言った、オヤマボクチをそばのつなぎに使っただの…

オオイタドリの前で「茎が中空な植物、オオイタドリや竹は1年間に何メートルも伸びますね。これは早く伸びて太陽の光を得ようと工夫しているのですね。」と言ったところ、参加者が「やっぱ人間と同じで中身が詰まっているとなかなか育たなくて、頭空っぽなおバカさんだとすくすく育つのかしら?」なーんてセリフが出て一同大爆笑。思い出のインタープリテーションになってくれたのだろうか。