インタープリター養成講座2005 2日目

■講座3 自然体験活動の基礎技術

講師:フォレスト工房もくり事務局長 余頃友康様

・アイスブレイク
・自然体験活動の基礎技術」についてのブレーンストーミング
・自然体験の「技術」の考え方についてのまとめ
・図書の検索方法

国際アウトドア専門学校の講師も勤める余頃様は若手にしてすでに経験豊富なナチュラリストである。今回の講座は講師の持ち味が生かせるよう、講義時間を全て講師に預け内容は任せていたのだが、余頃様がとったのは室内であった。手馴れたアイスブレイク数種を披露し打ち解けた後は頭脳を使う講義を行なった。

☆「フィールドを使って1泊2日で自然体験の指導をして下さい」という依頼がありました。指導が始まってから終わるまで指導者は何をしているのでしょうか。(季節、時間、場所、対象、人数等、条件は各自それぞれに設定してください。いくつ設定しても構いません。)

これを各人が付箋に思いつくだけ書き出し、少人数の班から最終的に全体でまとめ上げていく。「自然体験活動の基礎技術」とは、何も野外での実習ばかりで身につけるものではないという事を指導してくださった。


  


■講座4 対象となる参加者の事を知る
■講座5 自然体験活動の理念
■講座6 プログラムのつくり方

講師:CONEトレーナー ネイチャーゲームトレーナー 国田裕子様

当会のインタープリター養成講座をCONE指導者養成講座に認定させるためには、全責任を引き受けるCONEトレーナーの監修が必須となっている。我が会が依頼したのはこの3講座を一人でこなせる国田様だった。

今回国田様が選択されたネイチャーゲームは「はじめまして」「フィールドビンゴ」「きこりの親方」「木へのインタビュー」の4種。今回の参加者の多くはネイチャーゲームに触れた事の無い中高年層である。どうなるか見ものでもあった。

しかし心配無用。だいたいこの講座に参加している自体、子どもの心を持ったまま大人になった人ばかりなのだ。大声で笑い、はしゃぎ、楽しんでくれた。

室内講義では僕ではどうもうまく説明できなかったCONEの理念としくみを丁寧に説明してくださった他、プログラムのテーマやねらいの設定の重要さ、そのために何をすべきなのか、そしてイベント終了後、評価とフィードバックが力をつける早道なのだとお話くださった。