群馬県植樹祭

第59回群馬県植樹祭は浅間家畜育成牧場で行われた。

応桑小学校鼓笛隊の演奏アトラクションで始まる。湯本先生がやさしく見守っていた。

「めがでたよ みどりのかぞくが またふえた」

の標語は小学校1年生の子の作品。小寺知事から表彰を受ける。群馬県らしい、あったかくていい標語だ。


  


敷地内では木工実演が行われていた。式典よりこっちが気になる。

長野原町には木工7人衆というのがいるらしい。何かわからんけどスゲー!
これはキジ車。何に使うのだろう?…意味がわからん。こういうものが家にあるとはっきり言って邪魔。

くわえタバコでうかつの様だが・・・火出すなよじじい。

六合村のメンパ(弁当箱)の工作実演もあった。アカマツの板ととサクラの樹皮を使う。メンパは通気性がよくて御飯がすえず、余分な水分を木肌が吸収して木の香りもかぐわしい・・・らしいがすえずって何?


  


群馬県出身、衆議院議員小渕優子さんも挨拶をした。うん、なかなかいい挨拶だ。惚れたぜ優子☆byにわか支持者。

小渕優子ホームページ(LINK COLLECTION追加)
http://www.obuchiyuko.com/

植樹では、僕はコブシを植えることができた。レンゲツツジしかないと思っていたのでラッキー。後で解った事だが、初めから道路際にはレンゲツツジを、谷あいにはコブシとカエデが用意されていたのだ。うん、賢い!

今回、小寺知事と長野原町長の八ッ場ダムに関する見識を少し聞くことができた。僕は基本的にはダムなど反対なのだが、
「首都圏の水源地であることを大いに理解した上でダムを造り、そして水源の森としての自覚をはっきりと持ち、その機能を保つべく森の文化を、木の文化を育んで行きましょう。」
との群馬県の考え方を少しは理解した。

ダムが環境に良くないことなど初めからみんな解っているのだ。じゃあうちが止めたら誰が、どこがやれるのかと。

群馬県の根底には、とても大きな“許し”の大河が流れているような気がする。ますますぐんまが好きになった。