三原の水源

万座ハイウェー途中にある、三原地区の水源となっている沢を覗いてみた。

シロバナエンレイソウユリ科エンレイソウ属)が綺麗。開花迄15年以上かかる気の長い植物。どうか山では踏まない様に気をつけてほしい。根及び茎の根元に毒があるが少量だと大丈夫らしい。毒の成分はタキシン・トリリン等で嘔吐、下痢、血便、酩酊などの症状が出るとの事。熟した果実は甘く、生のままでも食べれます。

ヤマドリゼンマイ(ゼンマイ科ゼンマイ属)はゼンマイよりも赤っぽく見える。和名は山鳥が出るくらい山奥にあるからの意。

いつ見てもこの沢の水はおいしそう。熊がたびたび飲みに来るのも良く解る。サンショウウオもいるらしいからもう少しして大きく育った頃に種類を調べに来よう。

この上部にある表万座スキー場も閉鎖する事が決まったようだし、木を植えれば100年後この沢の水量は倍になっているに違いない。そうすれば、岩魚や山女もここまで上ってくるのだろうな。