森林の管理人育成講座

第21・22回の講座内容は『大人も遊べる遊び場づくり』

今回のメイン講師はもくりスタッフ、国立アウトドアスクール出身(自衛隊出身)の八重樫さん。

まずはロープワークから。バックスプライス・もやい結び・8の字結びなどを学ぶ。

その後、ベンチ、ツリーテラス、かまどの各班に分かれて作業を行った。案外皮むきも大変な作業だった。


  


僕はベンチづくりの班になった。一つ目はケヤキの切り株を利用して造る。この発想は良い。

2つ目は段重ねにして高さを出した。丸太を組む作業を経験できて楽しかった。


  


他のチームのも上手くできている。かまどもなかなか味があって良い。

ツリーテラスのチームはまたどえらい物を造ったもんだ!しかもほとんど麻ロープで角縛りによるものだから地球にもやさしいのだ。

そして、最後の卒業試験、丸太をくりぬいた椅子造りが始まった。


  


卒業試験に取りかかる。丸太の間をくり貫くこの技術はつっ込みというそうだ。

ネイチャー木村の作品はこれ。風邪でふらふらしていた割りには上手くいったかな。

そして終了式が行われる。僕も22回中20回受講したので終了証書をもらえた。長かった。ありとあらゆる障害を乗り越えて?通った甲斐があった。森林業を教えるこの講座は、森との関わりが暮らしの中で少なく、厳しいことが多い亜高山帯に住む僕にとって、下界の方々が森とどう関わっていこうとしているのかを少しは理解できたような気がした。

フォレスト工房もくり
http://mokuri.cool.ne.jp/