森林の管理人育成講座

森林の管理人育成講座・第16回講座は「竹林の管理と竹の活用」

黄葉のイチョウの下での講義から始まる。

実習ではのこぎりの他、チェーンソーも使う。竹の場合、切り株にはナタで切れ目を入れてやる。水がたまらずボーフラ(蚊)の発生を抑える目的らしい。


 


竹林の里山への進入を防ぐため、境界を掘り込んでやる。タケノコを定期的に採っていれば進入は防げるとの事。

僕は現在各地で発生している竹林荒廃の問題は、今後20年で全く形態の違うものになるだろうと予測している。その頃は中国、もしくはアジアの諸国がタケノコの輸出を止めると見ているからだ。竹林の管理問題はやがて手入人不足による荒廃から、監視者不足による乱獲・盗掘・最悪でははげ山化へと変化するであろう。

作業が終わり、午後からは竹細工などして遊ぶ。僕はビ−ルジョッキ、おちょこ、盛り器なんかを作って楽しんだ。