富岡製糸場とめがね橋



8月号の「グラフぐんま」に富岡製糸場の記事が載っていた。

 特集 「ぐんま」の遺産を「世界」の遺産に 〜富岡製糸場

かつて蚕種と生糸は国の輸出総額の7割近くを占める花形だったという。政府の殖産興業政策は官営模範製糸場−旧富岡製糸場から始まり、日本の産業革命の先駆けであったのだと。

創業時の工場の規模、現在の保存状態、日本の産業革命の出発点である富岡製糸場は産業系の世界遺産としての条件に当てはまるのだという。

世界遺産にするためには一部分だけを取り上げたものでなく、関連した産業遺産の状態も関係するのだと言う。天窓のある養蚕農家の集落の保存、織物工場群、屑糸紡績所、そして製品輸送の際に利用した碓氷峠のめがね橋も養蚕製糸産業の範疇に含まれるのだという。

めがね橋は旧中山道沿い、松井田町にある国指定の重要文化財である。1893年明治26年)、200万個のレンガで造られた橋梁は他に類を見ない最大のもの。

いつか紹介しようと撮っておいためがね橋でしたが、まさかこういう記事で紹介する事になるとは思ってもいませんでした。