本白根山登山下見
本日も7月24日から嬬恋村のホテルにお泊りになるw女子中学校114名様の林間学校下見でございます。今日は草津白根山をご案内しています。
まずは湯釜から。ここは志賀草津高原ルート最大の観光名所になっていますから、登山道もアスファルトで固められ、ハイヒールで歩き見学に来られる方もいるところです。本来の登山とは少々異なりますが、せっかくこの山塊に来たのですから寄らないのも勿体ありません。クラスごとの記念写真にもいい場所ではあります。
さて、本白根山登山道は雪、雪、雪です。場所によっては雪もなくなり、ガレ道となります。アイゼン着けたり外したりがとても大変なのです。
ワーオ。熊さんも起きているでやんす。
道中、木道の材料がずいぶんと上げられていました。今年は大きく補修をするようです。斜面を横切る長い登山道は、雪で埋まってしまっていました。
初心者が歩く道ではありません。普通なら引き返すのですが、下見任務のためにやむを得ません。上信越高原で2,000n以上の山で5月の山登りとはこういうことになります。
ところが、中央火口(空釜)に出ると、このような風景になります。コマクサの花もあと2週間もあれば早咲きのものが見られることでしょう。
まるで初夏のようです。
歩道最高地点には、行かないことを提言しました。同じような風景がずっと続くだけですし、その後にまた展望所に登るとなるとガックリきてしまいますので。浅間山と旧嬬恋湖が一望できるところまで進み、戻って展望所へ。
太陽火口を横切るところは雪が解けていてくれてほっとしました。
しかし、この後、本白根ゲレンデを横切る45°斜面の登山道は雪で通行不可。残念ながら大きく回り込んで雪の解けたゲレンデを直登しました。あーしんど。
T先生、これでともかく、山登りの下見任務は終了ですね。二日間お疲れ様でした!