桟敷山スノーシュー



「桟敷山のスノーシューが熱い」という噂を聞きつけ、午後からは桟敷山をスノーシューで登ってきました。快晴の青空は午後も持ち、写真撮影にはまずまずの天気です。しかし、熱いか熱くないかは人それぞれだと思いました。桟敷山スノーシューコースをご紹介します。




  


山水庵という蕎麦屋の前まで除雪がされており、先着の方々がここに車を停めています。しかし、お店がお休みだったから良かった様なものの、営業していればいい迷惑です。駐車場が無いのは問題です。ここから200m程先に桟敷山登山口があります。




  


ドイツトウヒの林を過ぎるとシラカバ林になります。




  


右に大きく回り込むカーブを通過し、小桟敷山登山道との分岐点へ。ここは左に進みます。




  


その後、明るいシラカバ林を通過し、桟敷山をジグザグに登って行きます。




  


ダケカンバの樹を観察したり、大きな岩を観察したりしながら進みます。




  


ミズナラの林や針葉樹林もあります。しかし、あまり大きな樹はありません。




  


上部はカラマツ林です。そのうち、風雪に耐えて育ってきた天然カラマツが姿を現します。







名物の天然カラマツ、左が「舞鶴カラマツ」、右が「羽衣カラマツ」です。




  


この辺はもう、山頂が近いです。桟敷山は溶岩ドームの山なので、山頂付近は比較的平らな場所が広く形成されます。展望所との分岐を左に進みます。




  


ゆったりとしたカラマツ林を抜けると、また少し上りがあって、




  


そこを抜けると、目の前が開け、山頂が見えます。







桟敷山山頂に到着しました。四阿山方面の眺めです。







村上山方面の眺めです。







祠の方に回り込んで四阿山を狙ってみました。







帰り道、まずは浅間山に向かって歩きます。




  


樹木の間をくぐり抜け、分岐から展望所へ向かいます。




  


西篭ノ登山方面に下りてゆきます。この辺りの天然カラマツも趣があります。そして、展望所が見えてきました。大岩の上に立ちます。







桟敷山展望所からの眺めです。落差があり、とても雄大です。時間があればここを独占しゆっくりしたいところです。




  


ここから、最近、嬬恋村が作った、桟敷山一周コースを進みます。大岩やゴヨウマツの大木が現れます。




  


このコースはかなり急です。溶岩ドームの山をほぼ真っすぐ下りるのですから、当然とも言えます。慣れた人向けのコースです。




  


このルートのいいところは、コメツガなどの針葉樹林帯を歩けるところです。基岩が岩場で貧栄養のところは、コメツガ林になることが多いのです。森にフィトンチッド(芳香成分)が漂っています。




  


足元に穴がいくつもあるので、注意して進みましょう。岩と樹木の風景。この風景が桟敷山裏コースの魅力です。




  


小桟敷山登山道に出ました。せんべい平と呼ばれる広いところを進みます。




  


たくさんの花芽を付けたオオカメノキ。春一番の山の花です。最後は、湯の丸山に向かって下りて行くような写真になりました


桟敷山スノーシューコースの魅力は、一つは山頂付近の天然カラマツ、もう一つは展望所からの眺め、そして裏コースから下りれば雰囲気の良い岩場と針葉樹林を歩けることだと思います。




桟敷山スノーシューは、3月下旬までご案内が可能です。
皆様のお申込みお待ちしております。


桟敷山スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/asama_sajiki01/index.html




人気ブログランキングへ にほんブログ村 環境ブログ エコツーリズムへ にほんブログ村 アウトドアブログ 野遊び・森遊びへ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ