第12回隠居「安兵衛」ミニホームコンサート



六合村の山本茂先生から、クリスマスホームコンサートのお誘いをいただきました。ご自宅の2階で毎年やっていらっしゃって、もう12回目になるそうです。
先日、お家に伺った時に、確かに2階にピアノが置いてありました。クレーンで上げたと仰っていました。あの立地で一体どうやって…。
とにかく、私たち夫婦にとって、とても大切なクリスマスになりました。山本先生、本当にありがとうございました。






  


六合村入山地区、古民家を改築した雰囲気の良い木のお家が山本茂先生のお家、隠居「安兵衛」という屋号にしてあります。
開演時刻の17:30になり、司会進行を始めたのはよく知っている、草津ゆけむりガイド発起人の山口さんでした。このところ、勢力的に頑張っていらっしゃいます。





今日の主役はコントラバスの須崎昌枝さん。

須崎昌枝 コントラバス
 1986年桐朋学園大学卒業。1989年ウィーン国立音楽人学を満場一致の最優秀賞にて卒業。オーストリア国家奨学金を授与される。今村れい子、江口朝彦、ルードヴィッヒ・シュトライヒャー教授の各氏に師事。1999年文化庁海外研修員としてウィーンに派遣され、ヴィオローネを中心に古楽の研鑽を深める。日本とウィーンで定期的にリサイタルを開き、ムジークフェラインで独奏、NHK−FMに出演するなどソロ活動の他、室内楽やオーケストラなどで活躍中。オーストリア・F・カンマー・オーケストラ、バロック・オーケストラ・オルフェオリンツ)、メルクスアンサンブル、カペラアカデカ・ウィーン、ムジカリチェルカータ・ディ・フィレンツェのメンバー。



ところが、ピアノの和田篤子さんもまた、大物中の大物でした。

和田篤子 ピアノ
 東京生まれ。ピアノを幼少より霧生トシ子に師事。 東京学芸大学附属高等学校卒業後、ウィーンに留学。1977年より、ウィーン国立音楽大学ピアノ科でハンス・グラーフに師事。1983年に教授全員一致の最優秀で同科を卒業。1978年より室内楽をハンス・カン氏、ゲオルグエーベルト氏に師事。1982年に同科を教授全員一致の最優秀で卒業。オーストリア政府文部大臣賞受賞。1979年、エレナ・ロンブロ・シュテパノフ・ピアノ・コンクール(ウィーン)にて第2位、1981年、優勝。リナ・サラ・ガロ(モンツァ)やシッタ・ディ・セニガリア(セニガリア)などの国際ピアノ・コンクールにてディプロマ取得。1983年、ウィーン国立音楽大学管楽器科において日本人では初めて伴奏者として専任講師となり現在にいたる。ヨーロッパ各地を始め、南米、台湾、日本などで幅広く演奏活動をし、特に伴奏者としては、ヴォルフガング・シュルツ、ロベルト・エイトケン、ヘルマン・バウマン、キャロル・ドーン・ラインハルト、エルンスト・コヴァチッチなどとも共演し、オーストリア国内でも定評がある。





なるほど、コントラバスってアコースティックジャズでベースとして使っているあの楽器だったのですね。






  



私、いや、多くの観客がそうだったかも知れませんが、3曲目のG・ボッテシーニの「カプリッチョ ディ ブラヴーラ」に感動しました。テクニックも凄かったですが、曲に抑揚と人間らしさ、やさしさを感じました。作曲者の生き様を先に聞いたからなのかもしれません。


途中、ウイーンのカレンダーの写真を見ながら街並みを紹介。この美しい建物は、なんとゴミ焼却場だそうです。







高い音を出す時は凄いです。ずいぶん前かがみになって、手を遠くに伸ばして演奏します。そして弦を押さえる場所は1mmも違わないところで勝負しているのでしょう。









須崎昌枝さん、和田篤子さん、素敵な音楽をありがとうございました。今夜は感動しました!




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