志高館から烏帽子岳 登山ガイド




今日は郁文館夢学園高校2年生の皆さんを東御市・志高館から烏帽子岳にご案内した。

学校法人郁文館夢学園 http://www.ikubunkan.ed.jp/




  


長野県東御市にある郁文館夢学園の研修センター、志高館。中は巨大で、さまざまな体験設備が整っている。長野県下最大の天体望遠鏡まであるというのだ。

余計だったかもしれないが、金井館長の車内をパシャリ。予備バッテリーを積み、テレビやらなんやら電化製品がいろいろと積んである。電子レンジだって問題ないそうだ。つり竿もたくさんあり、世界中をまわっていらっしゃる。金井様とはいろいろとお付き合いさせていただけそうな予感がする。




  


登山開始式、準備体操をしてスタート。元気で素直な子供たちで助かる。




  


志高館から烏帽子岳の登山ルートは、最初はしばらくの間、林道を歩く。
足元にたくさん転がっていたのはハルニレの種。




  


林道の山側は、大きな岩がごろごろしているところもある。

約1時間林道を歩いて、ようやく登山道に出る。林道・登山道共に、この辺りは植生が豊か。イカリソウがそこいらに普通にある。登山者があまり来ていないからだろう。




  


烏帽子岳の鞍部に出る最後の30分間くらいは、整備がされていない道となる。案内人がいないと迷う可能性がある。一応、ビニールテープの目印はしてあるが、個人で行く方は十分に警戒して歩いてほしい。




  


山頂手前の鞍部をらくらくに歩いたら、最後の登りを。それでも他の山に比べたら、山頂手前の急坂としてはそうきつくはない。

さまざまな解説書では烏帽子岳の北側はかつての大きな火山の噴火口だったと書いてある。その火口壁を覗いてみたが、浅間山ほど切り立っていないのは火山が古いからなのか、解説本の見立てが間違っているのか。




  


烏帽子岳山頂で昼食。一般の登山者の姿も見える。

突き出た岩の上に立つ生徒。お、ビビんなよ?




  


帰り頃になって、ようやく佐久平が見えてきた。ここから見えるのは小諸市東御市の町並み。きっと、夜景は凄いんだろうな。

具合の悪くなった仲間(女子生徒)を取り囲んで守りながら下山する男子生徒たち。なんて男らしいこと。最近の若いもんは、大したものですよ!