万座温泉 朝日山から白根山地蔵岳スノーシュー




3月20日の下見で万座温泉朝日山〜白根山地蔵峠スノーシュー新コースのイメージが固まってきた。コースの素材(画像、所要時間など)をもう少し把握したいので、急遽下見会を実施した。


役場の退職祝いに購入した、憧れのMSRライトニングアッセント22inスノーシュー。緑色のも良かったが、黄色の方が華やかな気がする。ちなみに妻の色は青。





 


 



万座ホテル聚楽さんに行く道でもあるが、ここは硫化水素ガス発生地点。足早に進む。
3月20日の時は楽々に入れた森も、R292開通のための除雪が進み、高い段差ができていた。登れそうな場所を見つけてトライ。
この登り口は、最初だけはとても緩やかに見える場所でもある。



 



いきなりいい汗をかいたので、軽く休憩&体制立て直し。
まだもう少し、樹と樹の間を抜けるように進む。こういう場所はストックは邪魔になるかな。



 



登り始めて20分、歩きやすい尾根状の地形に出る。
やや林冠が閉じた森の中で、大きめの鳥の足跡を発見。ここではテンでも襲ってきたら逃げられないだろうに。


そして、この森の門番となる樹を通る。不思議な体験をするこの樹を『神の手』と呼んでいる。






この辺りからはしばらくは、緩やかな上りで、樹と樹の距離がほど良く広がった、極相林に近い亜高山帯針葉樹林を歩く。森の芳香が漂い、癒し効果はとても高い。




 



尾根状の地形は右側の斜度が強まり、本白根山山頂も見えてくる。ゆったりとした景色の良い上り。

そしてコースの難所、急な上り坂に。さて、ここをどう攻める?







果敢に攻めましたが、体重の軽い子どもしか真っすぐには上がれませんでした☆






場所によっては、右側がこのように崖になっています。左に回り込むのが正解。
これらの難所をクリアすると、このような景色が待っています。







休憩場所に最適です。




 



そしてまた少しの間、緩やかな上り坂で極上のスノーシューになるが、この後にもう一つ急な上りを越えて、志賀草津高原ルート(R292)に出なくてはならない。ここも左に回り込んで安全にクリア。







志賀草津高原ルートに出てから、いつもは湯釜方向(右側)に進み、弓池付近から地蔵岳山頂を目指していたのだが、今日は山田峠方向(左側)に進んでみることにした。



すると、皆が左の山に注目。


 



左にあるのはぼうず山。そこから、山スキーヤー?らしき人のシュプール跡が見える。おお、雪庇ギリギリコースだ。達人なのか無謀なのか…


そして山田峠付近。





おや、道路よりも高い場所を階段状に崩しながら除雪している。そうか、段差が大きすぎるので雪の壁が崩れたりしないように低くしているのか。


近くに行くと(怒られて)危険なので、離れた位置から白根山地蔵岳を目指す。







雪がなくなるところでスノーシューを脱ぎます。




 


 



本当は、山頂でお昼ご飯にしたかったけど、今日は風が強くて退散しました。それでも、山頂はいいものです。達成感がありますね。






風の音がすごいでしょ(^◇^)





朝日山ゲレンデリフト降車場所付近でお昼ご飯を食べた後は、大そり滑り大会です。







そり滑りはやっぱり面白い!大人でもなぜかハマっちゃうんですよねー






そして、このコース最後に見せたかった樹が近づいてきました。




 



群馬県最大のゴヨウマツです。







最後に、この御神木のような巨木の超能力をお借りして、東北関東大震災で被災した皆さんが一刻も早く前の暮らしに戻れるようにお願いをしました。


同じ空の下、大丈夫です。願いは届きます!