CONE全体会議(H22年度学校支援事業)



今年度実施した青少年体験活動総合プラン「自然体験活動指導者養成事業」の、CONE実施団体の全体会議に行ってきた。


 


今年は、嬬恋インタープリター会としても道中はいろいろとあったが、最終的にはノルマの49名を十分に越えることができ、またCONE全体としてもある程度の人数は達成できたようで、どうやら委託金はいただけそうである。ホッ、とりあえず一安心。


子ども農山漁村交流プロジェクトは事業仕分けによりすでに予算削減というか、今後の実施がかなり困難な状態になってしまっているというのに、どうやらこの自然体験活動指導者養成事業は全く同じ形式ではないが、同様なものが実施されるそうだ。


これはありがたい。


私としては、新たに立ち上げる浅間・吾妻エコツーリズム協会のエコツアーガイド養成講座で申し込みたいと思っている。これまでこの事業を実施してきた嬬恋インタープリター会は、中高年の仲間作りが主体の巨大サークルとして成長した。地域において中高年の生きがい、活躍の場づくりに大いに貢献してきた。それはそれで良かったのであるが、残念ながらCONEトレーナーを目指すモーレツ同志は現れてはくれなかった(中には数名いるが、他の大多数の意見に飲み込まれてしまっている)。


“次の世代に残す”という思想だけだと、“だから何もしない”の言い訳になりえるのかもしれない。地球の歴史に見る生命のプロセスは、常に新しい世界に挑戦し、その環境で新たな共生システムを作り出し、さらには遺伝子として後世に残してきたのだ。挑戦すること、変化することに躊躇してはいけない。進化し続けることを恐れてはいけない。“残す為に○○〜をする”でありたい。


だから今度こそは初めから私が団体の長となりCONEを推進していこう。そうして、この地における自然体験活動の指導者養成システムを、新たに、また一から積み上げていこう。挑戦も変化も恐れない若い友たちと。この地でエコツアーガイドが食べていけるようになるために。そしてエコツアーガイドを地元の若者たちの“憧れの職業”として成立させるために。


問題はエコツアーガイド養成講座インタープリター養成講座の二つを両立できるかだ…




帰りに、CONEの新しい事務所を拝見させていただいた。そうか、皆さんここで頑張っているのか。見晴らしも良いし、いいところに引っ越したみたいですね。新しい団体もこちらにお世話になります。今後ともよろしくお願いしますね。


※2011年度は、エコツアーガイド養成講座のみ実施いたします。
インタープリター養成講座は実施しません)


エコツアーガイド養成講座
http://ecotourism.or.jp/guidecourse.html