上信鉱山の採掘場跡を探せ

今日は上信鉱山跡から、バラギ高原の畑に抜けるルートを確認しに来た。ウオーキングルートとして活用できるかどうかを知りたい。



しかし、宮沢を渡ろうとした時に、足を滑らせて川にドボン!

パンツまでビッショリ。うう、冷たい…

午前中は諦めて泣きながら帰ることにした。


気を取り直して、午後に再挑戦。今度は、バラギ高原の畑の方から下に降りていく作戦を取った。


 


森は普通の雑木林。案外、林床の笹も少なさそう。
途中で、雰囲気のいいクリの木を見つけた。


 


大きな石は、焼成炉あたりからでも、上の方に見えている。しかし、ここにはツキノワグマが住んでいるらしい。あの穴の中で今はお昼寝中かな?出てくる前に帰りたい。


 


宮沢を上る。藪になっているが急な沢ではない。割と緩やかなのに、とにかく岩が滑って危険。さっきはこのぬるぬるした石に足を取られて、勢いよく転び、膝に大きなあざができた。骨からずれていて良かった。



かつてのレールのように見えるが、ロウ石を運んだ際や森林鉄道の頃の軌道敷にしては軟に見える。なんだろう。


 


そして、大きな穴のような場所につく。ここで、露天掘りをしていたのだろう。採掘場についた。露天掘りで地上に現れた地下水が小さな滝になり、その横には祠があった。


 


少し先には、岩肌が白くなっているところがあった。そこにあった石を拾ってみると、何か結晶の様なものが見える。これが加水ハロイサイトの結晶なのだろうか?


帰りに、沢に中にサンプルにできそうな石があった。このすべすべ感、機械で掘った跡の残り、きっと、当時のロウ石だろう。可哀そうにせっかく地上に出されたのに、50年も放ったらかしだったのね。じゃあ私がもらって帰りましょう。