草軽電鉄廃線跡を下見

今日は新聞社による草軽電鉄廃線跡ツアーの取材…の予定が、急遽キャンセルになってしまった。せっかくその気になっていたところだったので、友人親子をお誘いし、下見&撮影をさせてもらった。


 


このツアーでは信濃路自然歩道のうち、軽井沢レクの森から入っていく。しかしここは白糸ハイランドウェイの途中なので、駐車することができない。少し離れた、竜返しの滝に行く駐車場に車を止める。


今日は初めのうち、最近購入したデジタルビデオカメラでばかり撮っていたので、柳川橋梁跡は動画だけになってしまった。初めてのYoutubeアップロードです。↓


赤木道紘と行く草軽電鉄廃線跡ツアー 柳川橋梁跡


そんなことで…


 


次に、カーブのある橋梁に行く。入るところを少しずらしてみると、素晴らしい巨木が私たちを出迎えてくれた。樹種はハリギリ…に見える。ハリギリの巨木は珍しい。万座熊池にあるものとどちらが大きいだろう。あんなに水辺にあるというのによくここまで大きくなったもんだ。


 


しばらく藪こぎをして、ようやくカーブのある橋梁に。
今回はシオン君がとても元気なので、沢に下り、近くで観てみることにした。


 


おかげさまで、初めてのアングルで撮ることができた。川の水は割りときれいだし、なるべくこのツアーではこうやって川を渡るようにしよう。もちろん、お客様の状況を確認してからね。このコースはこの後、変化が乏しいので、いいアクセントになるし。


 


もう葉はほとんど落ちていた。アケビが転がっていたので、熟した頃に、アケビを使ったプログラムをやってみてもいいな。


例えばこんな風な↓
http://www2.plala.or.jp/dogcat/akebi.htm


そして、左画像の様な絶景ポイントで料理してお昼ごはんを食べられれば…


でも、アケビはよく洗わないといけないから、水とか、用意の関係で残念ながら無理だろうな。野生きのこイベントと合わせてとか、別の方法で考えてみようと思う。



草軽電鉄廃線跡ツアーの途中、せっかくなので竜返しの滝も撮りに行った。こちらも信濃路自然歩道だが、あちらに比べてずっと雰囲気が良い。向こうは木を生産している植林地で、こちらは天然林なので、植生の状況が全く違う。そのせいだが、こうも違うものかと思う。森の命の豊かさが数倍違って感じられる。


 


枯れ木も山のにぎわい。こういうものを一緒に観たり、感じたりできる親子関係っていいな。私もそう育てよう。
味わいのある枯れ枝を和子さんがゲット。これなら、すぐに使えそうだ。


 


この後は草軽電鉄廃線跡ツアーに戻って、北軽井沢の駅舎に行った。すると、工事をしていたのは知っていたが、駅舎がとてもきれいになっていた。電気機関車のカブトムシ(デキ12形)まである。
中を覗くと、草軽電鉄の資料館になっている。これは喜ばれるだろうと思う。来年はお客さんたくさん連れてきますからね。


 


お隣の北軽井沢観光協会に寄ってみると、いつの間にか「北軽井沢ふるさと舘」になっていた。来年のぐんまDCに向けてだろうか、やる気が感じられる。