郁文館高校 池の平、篭ノ登山登山



今日は郁文館高校の生徒さんを、池の平湿原と篭ノ登山・水ノ塔山に連れていく。8人のインタープリターでご案内することになった。

向谷地さんの背負子に乗っているのは山で拾ったリュックらしい。前の人は無線機なんかを入れていたようで、何やら専門用語っぽい文字がわずかに見える。

このリュックをこの格好で背負うのが向谷地さんのスタイル。チョー格好いい!真似したいが他の人がやってもここまでの味は出ないだろう。こんなガイドさんに案内されたら最高だな。


  


一人20数人を持っているので、自然解説的なことはあまりできない。登山道を歩く道中、話せそうな時にぽつらぽつらと聞かせるくらい。

このエリアはクルマユリが普通にある。万座や白根山方面では見た記憶がない。また、道端にこのような大きな株があっても採られていないのは好感が持てる。登山のマナーが行き届いているのか、監視体制が行き届いているのかのどちらかだ。

この後、篭ノ登山・水ノ塔山に連れて行った。稜線の絶壁は、恐れおののく者、へっちゃらだと強がる者、いろいろいた。


  


水ノ塔山を越えて高峰温泉までの登山道途中に、結構大きな岩がある。この岩は左右に横切って進むべきものなのだが、やんちゃな生徒が乗り越えたいというので登らせてやった。すると後ろの生徒がそれをどんどん真似してしまい、みな興奮してしまったのか、全体のムードがやんちゃモードになってしまった。この後、なかなか言うことを聞かなくなったというか、ガイドの前に出たがるようになってしまった。少し反省。

シラビソの樹上で鳴いているのはビンズイ。さえずりの最後に「ツィーツィーツィー」と鳴くのが特徴。

それにしても、この靴でよくついてくるよな。一般のお客さんならお断りするところなのだが、学校行事でいまさら戻れないということと、最も体力のある高校生の男子生徒だということで連れて行ってしまった。とりあえず、根性のある生徒だったので、普通についてきた。良くも悪くもたいしたもんだ。