万座カラマツ天然母樹林で研修会(草津森林療法協議会)



今日は草津森林療法協議会の研修会日。草津に隣接する万座温泉の天然カラマツ植物群落保護林を、ぜひ会員に知っておいてほしかったのだ。

コースに入る前に、湯田さんが、私がいつも気になっていた、大きな腕を持つカラマツのことを紹介していた。今日もたっぷり、何百キロの雪を持っていて、とても力持ち。やはり私たちは、同じ場所、同じ樹から、同じようなメッセージを感じてしまうようだ。

今日は時間がない中でいろいろと説明しなくてはならないので、森林療法協議会としての、セラピー的な森林散策ではなくなってしまったが仕方がない。このコースの概要をご理解いただくためのコースをとった。


  


ウサギの足跡が、途中からなくなっている。これがウサギの“とめ足”といわれる技で、足跡をつけてきた捕食者を惑わすためのものらしい。本当にこの後、どこに行ってしまったのかさっぱり解らない。

「龍顔の松」は、この方向から見るのが一番、龍らしく見えるそうだ。しかし、先日のお客様は、右写真のように龍を見立てていた。目がニコニコ幸せそうで癒し系である。

「やーん、超かわいー、萌えー☆」


  


動物の糞はキツネのもののように思ったが、量がとても多い。よく見てみると毛がたくさん混じっているのが見える。ウサギなどの動物を捕らえ、たっぷりと食事を取った後なのだろう。

仁王松で、私達もチーズ。うーん、ピントがいまいちだったようです。

これで、草津森林療法協議会会員も、冬の万座カラマツ天然母樹林を紹介することができた。できれば毎年実施させていただきたいと思う。