飯田みゆきお姉 来館

森林療法協会事務局の飯田みゆきさんが遊びに来てくれた。今回は宿泊体験記を書いていただける予定。客室は213号室。木全先生のデザイナーズルームである。

さっそく、万座一のカラマツ巨木・草薙カラマツにお連れした。うーんやはりお姉とは好みが合う。ずいぶん気に入ってくれたようだ。連れてきてよかった。

あとは夕食たべてショーを見てゆっくりしてもらった。右の写真はトリニティーショーでノリに乗ったおじいさんが踊り狂いながら飛び入り乱入したところ。マジで超ウケた。


  


翌日も万座の森林を紹介。昨日のカラマツ母樹林とは少し違った、そして早朝散歩で一番人気のコースをご案内しよう。

かたらいの森の根上がりのコメツガ大木。これもかなり気に入ってくれた様子。野生動物の生息を思わせる立体構造空間をを形成している。ここでは、コメツガの葉の香りもチェックしていた。さすがだ。

深い笹薮を抜け、湖映美しい牛池へ。このビオトープの移り変わりも見せたかったのだ。東屋から池を眺めて少し和む。

逆さに枝を伸ばしたダケカンバ。みゆきお姉曰く、池上部は光が反射し明るく、池に向かって枝を伸ばしているのは光合成をするために光を求め、伸ばしているのではないか…と上原先生が言っていたと…。確かに考えられることではある。しかし万座の場合は土砂崩れにより形成された新しい堰き止め池であることが多いので、土砂崩れ・地すべりの際の大きな力で樹木そのものが池に倒れかけて止まった傾いた樹木も見られる。また薄暗い林内に腕を伸ばすより上部の開けた池に伸ばすほうが自然である。やはり、さまざまな要素が関連して池のほうに枝を伸ばすのではないか?