アロマテラピーの科学


アロマテラピーの科学



(上巻)ロバート・ティスランド(著),トニー・バラシュ(著),高山 林太郎

価格¥5,880(税込) 単行本:204ページ 出版社:フレグランスジャーナル社(1996/10) 発売日:1996/10 商品の寸法:25.8x18.4x1.6cm


  • 鳥居鎮夫(編集)
  • 価格:¥5,460
  • 単行本:235ページ
  • 出版社:朝倉書店(2002/10)
  • 発売日:2002/10
  • 商品の寸法: 21.6 x 16.2 x 2 cm



(社)日本アロマ環境協会・アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト学科試験選定参考図書。



アロマテラピーが日本に導入されて20年近くになり、実践面の体験が豊富になったはものの、日本人により出版されているアロマテラピー関係の本は実践面に偏っていて、基礎理論について突っ込んだものがないことが指摘されている。さらに効用について科学的な検証も遅れていて、このままでは、代替療法を見直そうという世界のグローバルな動きから取り残される可能性がある。



本書はこうした問題意識に基づいて、近代西洋医学とは異なる立場と理論形態から成立してきたアロマテラピー学を、あえて西洋医学の立場から記述していこうとするものである。



しかし内容は、この検査ではこのような数値結果だった、この臨床ではこんな数値が得られた…というような研究発表のような形式に終始し、こういう論文慣れしている人か専門家じゃないととても読めない。中には、「へえ、こんな実験もやっているのか。」と関心するのもあったのだが、まだ実践が伴っていない私にとっては大変にキツイ一冊だった。