ホテルグリーンプラザ軽井沢周辺 植物検証会

今年の夏はホテルグリーンプラザ軽井沢でさまざまな自然ふれあいイベントを実施することになっている。もうスタートしているのだが、解らない樹木・草花等があるといけないので、会員同士で情報交換も兼ねて検証会を行った。

正面向かって左の庭にある奇数羽状複葉の樹は、時間がなくて調べられなかった。もう少し大きくって皮目が出ると解るのだが。

回り込むと、とても大きな岩がある。岩から、結構大きなコナラやらが出ている。凄い生命力だ。ここでなにかお話ができそうだ。


  


大きな岩には、つる植物も数種類絡んでいる。イワガラミやツタウルシもあったが、どうにも解らないのがこれ。

その先にある小川は鎌原用水から流れているのだという。その付近にあるのはメタカラコウ(キク科メタカラコウ属)だと思う。オタカラコウよりも花びらが少なく、葉が尖っているように見えた。

足元には、植えたものらしいが、ホソバノキリンソウ(ベンケイソウ科マンネングサ属)があった。


  


その付近、ハルニレの大木の手前にあった樹、この樹の同定ができなかった。終わってから考えるとやはりアズキナシだったように思うが、違ったのだろうか?この皮目が迷わせたのだろうか。

ムシトリナデシコナデシコ科マンテマ属)は、万座ハイウェーでもたびたび見かける。名前を初めて知った。


  


中庭に来ると、夏のお客さんの準備がなされていた。楽しみだなあ。

カラフトイバラ(バラ科バラ属)がこんなところに!なかなか、粋なスタッフがいたもんだなあ。

キンロバイ(バラ科キジムシロ属)は、嬬恋にはないと思う。どこかから持って来たものだろう。


  


コマツナギマメ科コマツナギ属)も、嬬恋の植物ではない。

裏側から見たホテルグリーンプラザ軽井沢。森の木立の中、花々に囲まれたホテルの良い風景だ。こちらを正面玄関にしたいようだ。

最後に、コミヤマカタバミカタバミ科カタバミ属 )の葉で10円玉をこすると、ピカピカになることを教えてもらった。葉を噛んでみたらとても酸っぱい!この酸できれいになるのだろう。