グリーンセイバー ベーシック、アドバンス 検定テキスト


グリーンセイバー―植物と自然の基礎をまなぶ

  • 片山雅男(著), 清水善和(著), 下園文雄(著), 岩槻邦男(著), 樹木・環境ネットワーク協会(著)
  • 単行本:208ページ
  • 出版社:研成社(2002/01)
  • 商品の寸法: 25.6 x 18.2 x 1.6 cm








グリーンセイバー・アドバンス

  • 片山雅男(著), 清水善和(著), 下園文雄(著), 樹木環境ネットワーク協会(編集), 岩槻邦男(著)
  • 単行本:252ページ
  • 出版社:研成社(2005/03)
  • 商品の寸法: 25.8 x 18.2 x 1.8 cm




NPO法人樹木・環境ネットワーク協会http://www.shu.or.jp/index.htmlが認定している「グリーンセイバー検定制度」。植物や自然環境、生態系に関する幅広い知識を身に付け、生態系の保護・育成に貢献できる人を育てることを目的に設立された制度である。http://www.shu.or.jp/GreenSaver/3steps.html



しかも、アドバンスを合格すると、非常に優れた講座と噂の「樹医」の講座を受けることができるのだ。http://www.shu.or.jp/GreenSaver/JumokuSeminar.html



テキストを読み試験を受けてきた感想を。(6/3)

同様の試験に森林インストラクターがあるが、グリーンセイバー資格は植物に限定されているため、森林インストラクター試験のような森林レクリエーションや安全対策、木材製品等木の性質…といったものは出てこないので、出題範囲は狭いといえる。しかし、前者が細かいことよりも森林生態系全体の流れを把握していれば良かったのに対し、グリーンセイバーではよりセンシティブなものが求められている。名称とか仕組みについてなど、科学的出細かい。また、テキスト以外の考え方を認めていないので、他の理論は通用しない。結構教養がないと理解できないような本で厚みもあるが、丸暗記を覚悟しなくてはならないだろう。



とは言うものの、合格ラインは正解率60%らしいので、森林インストラクター所持者程度なら2〜3時間×1〜2週間あればアドバンスも合格できると思う。



■ベーシック

  • 第1章 植物の基礎知識−植物と仲よくなるために−
  • 第2章 生態系と自然保護
  • 第3章 植物の栽培・管理
  • 第4章 植物の文化・めぐみ

■アドバンス

  • 第1章 植物の自然史
  • 第2章 日本人の生活と植物
  • 第3章 野生植物の保護とその技術
  • 第4章 生態系と自然保護