都市鳥と吾妻の野鳥



平成18年度インタープリターフォローアップ研修会?『都市鳥と吾妻の野鳥』を行った。

唐沢孝一先生は嬬恋村インタープリター会理事・唐沢信さんの甥。以前からどうにかして一度指導に来てほしいと願っていた。このたび、群馬県一郷一学の補助金のおかげで、講師としてお招きすることが叶った。

午前中は唐沢先生に鳥が都市環境をいかに利用し生活しているか、そして鳥の目で見る都市文明について語っていただく…というものであったが、これが大変にユーモアとウィットに富んだ内容で、とても楽しくお話を聞き入ることができた。こんな講義が上手で面白く、そしてしっかりと捕らえている生命の本質をずばずばと言ってのける先生が嬬恋村出身でいっしゃったのだ!

会員皆、唐沢先生の大ファンになってしまった。これからも年に一回はお招きし、お話を伺いたいと思っている。


  


午後からは日本野鳥の会吾妻支部の増田茂先生、都丸省三先生、関邦一先生のお三方にお越し頂き、野鳥観察会の仕方を勉強した。野鳥は朝にさえずるので、午後からの探鳥会はちょっと無理がある…のだが、それを承知でお引き受けくださった。

最初は思うように野鳥が出てこなく、また途中からずいぶんと寒くなってしまい心配したが、それでも最終的には9種が観察できた。探鳥会を経験したことがない方もいたので、良い勉強になったようだ。カワラヒワの群れが一瞬でも見られて良かった。欲を言えばもっと近くで見たかった。

今回見られた鳥は、トビ、キジバトツグミエナガホオジロカシラダカカワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス