空の名前
- 著者 高橋 健司
- 出版 角川書店; 新装版版 (1999/12)
- 単行本199P
- ¥2,625
内容(「MARC」データベースより)
美しい風景は大自然の中だけでなく、見上げた空に、日の光の中に、そして降り注ぐ雨の中にもある。天候や季節を表す豊かな日本語を300点余りの写真とともにまとめたフォトミュージアム。光琳社出版1992年刊の新装版。
序章 気象学における雲の分類法
1.雲の章
2.水の章
3.氷の章
4.光の章
5.風の章
6.季節の章
という構成になっている。空のことだけで199ページをどう持たせるのか?と思ったが、これだけ取り扱えば納得がいく。
本来は私のように駆け足で読むのではなく、もっとじっくり、何度も読み返して自分の情操を養う形で読んだほうがいいだろう。この本に書いてある日本の美しい空の四季と日本語を覚え自分のものにすることができたならどんなにいいだろうと思う。日本人に生まれて本当によかったなあと思う。手元に置いておきたい一冊。