硯川〜四十八池〜大沼〜清水口

一昨日、ポニーツアーご一行様をガイドした時に、デジカメを忘れてしまった。どうしても撮りたいものがあったので再度行く。

大沼池手前の下りで・・・あったあった、オオバタケシマラン(ユリ科タケシマラン属)。しかし一昨日見た花はもう散っていた。残念。明らかにタケシマランとは違うあの花を撮っておきたかった。一応名刺サイズと比べた写真をアップしておく。

湯田さんがゴヨウイチゴ(バラ科キイチゴ属・木本)の花のしょぼさにしょぼくれていた・・・のを思い出し、撮っておいた。確かに目立たない。これだとバラ科の植物の花を紹介する時に、「ほら、見てください。バラ科ですからサクラの花のような形の整った花が咲いているでしょう?」とは今後言えなくなる。

キヌガサソウだと思っていたものは、よく見るとクルマバツクバネソウ(ユリ科ツクバネソウ科)だった。驚いた。


  


クルマバソウ(アカネ科クルマバソウ属)がたくさんある。この種類はいくつかあるのだが、「花の志賀高原田中豊雄編/ほおずき書籍発行ではこうなっている。間違いなかろう。

少し進むとヨツバムグラ(アカネ科ヤエムグラ科)もあった。先日のガイドでは先ほどのクルマバソウと見比べながら歩いたりした。

3枚目の植物は不明。


  


モミジカラマツ(キンポウゲ科モミジカラマツ属)が咲き始めている。しばらくはこの花が続く。

コケイラン(ラン科コケイラン属)がまとまって咲いていた。

コナスビ(サクラソウオカトラノオ属)は初めて見る。でも下界にはずいぶんあるらしい。和名は小茄子の意味で果実がナスに似て小さいのだという。


  


そして終点付近に来てやっと今日の目当ての花、オオヤマレンゲ(モクレンモクレン属)。新潟・群馬県以西の深山に生える。大型で8〜10cmの芳香のある白色の花を斜め下向きに付ける。うん、良い花だ。

帰り道ではオオルリ(スズメ目ヒタキ科オオルリ属)がすごい。数十メートル毎に別の個体が鳴いている。

そのうち、クロジ(スズメ目ホオジロホオジロ属)が青虫をくわえながら出てきた。この道は野鳥が多い。このカメラではこの映像が限界。ヤバイ。これ以上この道を通るとカメラにまではまってしまう。