池めぐりコース下見
今週は外に出ない日がない。ネイチャー木村からスーパーネイチャー木村にと名を変えたいくらいだ。今日は11日の志賀高原池めぐりコース(大沼池)ガイドの下見である。
朝6時前に万座を飛び出した。早朝は木々の間から漏れる光のシャワーが美しい。前山湿原のワタスゲ、渋池を抜けてさらに進む。
四十八池では、まずはヒオウギアヤメ(アヤメ科アヤメ属)の群落が。志賀高原にはシガアヤメというのがあるが、これはヒオウギの方で良かろう。
久しぶりに見たのはのヒメシャクナゲ(ツツジ科ヒメシャクナゲ属)。りっぱな群落地になっていた。一見の価値あり。
朝露が反射して写真が上手く撮れない。試行錯誤している間に今日の中間地点、大沼池が見えてきた。
大沼池は志賀高原最大の池で、周囲5.5km・深さ26m・標高1,730m。赤石山の黄鉄鉱が硫酸イオンとして河川水に溶け出すため強酸性を示し、魚はいない。
この池の色こそコバルトブルーと呼ぶにふさわしいと思う。この色をこのサイズの画像で見せようとして何枚も撮った。池からの風を感じていただけるだろうか。
山人 志賀高原より大沼池の大蛇伝説を↓(LINK COLLECTION追加)
http://yamabito.com/_complete/faq/story01.html
ハクサンチドリがちょうどピークだった。
ノビネチドリ(ラン科テガタチドリ属)の白咲きに見える。退色した物ではない。
そしてまた解らない植物があった。どこかで見たことがあるのだが・・・何だろう?
※ミツバオウレンの実だった。(7/10)