万座ハイウェー今

ここのところの陽気で、万座ハイウェーは急激に芽生えが進んでいる。

標高1600m付近では残雪も終わり。カラマツ(マツ科カラマツ属)が芽吹き始めている。球果の赤ちゃんのかわいい事。

バッコヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)も良く目立つ。・・・どうも離れて見たほうがきれいみたい。

料金所まで来ると、オオカメノキ(スイカズラ科ガマズミ属)の白い花が目立っていた。


  


森の中にあった小さく可憐な花はミヤマウグイスカグラ(スイカズラスイカズラ属)の花。1.5〜2mの低木で実は6〜7月に赤く熟す。

真ん中はチョウセンレンギョウ(モクセイ科レンギョウ属)、右はヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)。同じやまぶき色だが同高度の場合チョウセンレンギョウの方が早く咲くみたい。


  


タチツボスミレ(スミレ科スミレ属)は日本全土にあるスミレ。万座ハイウェーにもたくさんある。

同じようでも側弁に毛があるものがあった。ピッキオ著の花のおもしろフィールド図鑑(春)によるとアカネスミレ・・・にしては色が薄いか?

門貝付近の谷あいでは立派なカエデの赤い花が美しかった。手に取れる場所で観察できた。葉がしっかり開いてからまた来て種類を確認しよう。