日本の森はなぜ危機なのか―環境と経済の新林業レポート


日本の森はなぜ危機なのか―環境と経済の新林業レポート


著者 田中淳
出版社: 平凡社(2002/03)
¥798



筆者、田中敦夫氏は出版社、新聞社を経てフリーランスの森林ジャーナリストに。森林や林業、山村問題のほか自然科学をテーマに執筆活動をしている。



林業は福祉や環境保全などではなく、産業であり、これから歩むべき道を、失われつつある先人の知恵と最先端の技術とを融合させ模索していく。僕の考え方とも合う一冊だった。下刈り無しや無間伐による低コスト林業の考え方も良い。



水で車を走らせる?6年位前だったか、燃料電池の車が販売価格1億円はかかると言われていたがもう商品化のめどがついている。この本に書いてある紙から木を作る技術ももうそういう段階にきているようだ。