2005嬬恋スノーフェスティバルinバラギ高原(2日目)
今日は2日目。流石は日曜日。賑やかになってきた。
ネイチャー木村は相変わらず自然解説を。キハダ(ミカン科キハダ属)の内樹皮の鮮やかな黄色に参加者感激。
ヤドリギの宿る木(ヤナギ)にはヤドリギ入りうんちがびっとりついていた。良い自然観察ができた。
幹折れのミズキから上伸枝が伸びている。雪崩など発生する場所でもない。倒木にやられたか。
物産品コーナーでは、初めて見る『バラギ湖豆腐』や『バラギ湖納豆』が売られていたがスノーシューから帰ってきた時には売り切れていた!残念!
まあ、丸山農園のイカ入りキムチが残っていたからまだ良しとするか。
そうこうしているうちにどんどん焼きが始まった。『まゆ玉』って何だっけ?
火を燃やすのには使った木はモミ。生木なので煙の凄いこと凄いこと。目ーは痛いわ呼吸は苦しいわ。
「来年は予め木を切っておいて乾燥させた方が良いのでは?」と聞くと、
「昔は電話など無く、この大量の煙と臭いがどんどん焼きを始める合図だったんです。煙はこの一年の無病息災を願ってかぶるものなんですよ。そして焼くまゆ玉も、真まで上手く焼けたものではなくって、外側だけが煙で燻されてだけのような、そんなものを食べるのが村の元々の姿なんですよ。・・・生木はなかなか燃えきらないでしょ。みんなが帰った後、それを○○○○が最後まで火を見届けながら酒をチビチビやるのがまた格別なんですよ。」
な〜る程。では僕もそのまゆ玉をいただく。ミズキの枝に刺したまゆ玉は、味噌でもあったらなあと思ったが、この素朴さも悪くないなあと思った。