第二回 インタープリター・リーダー養成講座2010 実施



2010年度第二回のインタープリター・リーダー養成講座を実施した。今回の受講者数は全体指導者(3日間)が30名、補助指導者(半日)が15名。ずいぶんと大人数になった。8月は会社勤めの方は夏休みを数日間取らせられるので、お盆明けの8月最終週は人が集まりやすいのかもしれない。来年も実施する場合はここにしよう。

私の担当講座は「自然の理解」と「実践インタープリテーション」。「自然の理解」では、CONEハンドブックにならって(1)地球とヒトの歴史(2)自然の仕組み:共存と循環 をやるのだが、ここがどうもお勉強チックでやりにくい。深く入り込んだ内容にすると専門的すぎるとかマニアックだと言われてしまう。なので後半は無形のネイチャー木村流でインタープリターとして、樹医としての、自然の見立ての話をする。この後半はかなり受けているようだ。

サンランドの巨石の前で記念写真。

今回、私的にヒットだと思ったのは、鬼押しハイウェー沿いの直売所、竹渕さんに登場してもらったことだ。鎌原キューリやとうもろこしなど農産物のおもてなしとおっかちゃんのお話し。インタープリターには、こういう地域住民とのふれあいがとても重要なのだということ、そして地域に経済的または商業的な潤いをもたらせることが、地域の広告塔である案内人の役目でもあるのだ。感じてくれているといいのだが。

このインタープリター養成講座も、来年からは国の予算がつかなくなり、もっとこじんまりとした開催方法になるだろう。しかし、その方が地域の実態をそのままお見せできるのでいいのだろうと思う。受講生ともっとじっくりと交流することもできるし。

30名の新たなインタープリター・リーダーの皆さん、大変お疲れさまでした。これから共に、インタープリテーション活動を推進実施していきましょう!


  




※2011年度は、エコツアーガイド養成講座のみ実施いたします。
インタープリター養成講座は実施しません)


エコツアーガイド養成講座
http://ecotourism.or.jp/guidecourse.html