上州三原散策ツアー(つまごいエコツアー)



今年のつまごい祭りでは、私が2日間に渡りエコツアーを担当することになった。今日は三原を散策する。

つまごい祭り特別企画 つまごいエコツアー 上州三原散策ツアー
http://interpreter.jp/ds/mihara/20100731.html

参加者は4名+取材1名。少ないがまあこんなもんでしょう。出発前に自己紹介をしていると、村長が参加者に歓迎の挨拶をしに来てくださった。このような小さなイベントにも顔を出しに来る村長はご立派だと思う。

今回のお客様は阿弥陀堂に関心を持っていらっしゃった。最も古い阿弥陀堂と現在の阿弥陀堂を見比べていただいたりした。


  


ツアー中、初代嬬恋村長(篠原仙吉さん)のお宅の前でいろいろと説明をしていると、現在のご主人から声をかけられた。いいものを見せたいから中に入ってくださいとのこと。お言葉に甘えて、早速篠原邸に上がらせていただいた。

篠原家は本来、三原荘の荘官・下屋将監幸房と縁の深いお家で、篠原家には古いもの、由緒あるもの、嬬恋では見慣れないものがたくさんある。中でも墨で書いた文字が浮き上がっている大きな木版は、とても古いもの。幕末の重要な文書が書かれているという。生麦事件、薩英戦争と関係のある文書だというのだ。

Wikipediaより−
生麦事件(なまむぎじけん)は、幕末の文久2年8月21日(1862年9月14日)に、武蔵国橘樹郡生麦村(現・神奈川県横浜市鶴見区生麦)付近において、薩摩藩主の父・島津久光の行列に乱入した騎馬のイギリス人を、供回りの藩士が殺傷した事件である。この事件の賠償問題から薩英戦争が起こったが、結果として、薩摩藩とイギリスが相互理解を深めるきっかけとなった。

今日はツアー中なのであまり時間を取れなかったが、今度じっくりとお話をお聞かせいただきたいものだ。

玄関には三原郵便局のころ使っていた提燈?のようなものが置いてあった。