運動不足で雲上散歩

最近は公私共に事務作業ばかりで本当に困る。身体がすっかり鈍ってしまった。体調も落ちているし、ちょっくら雲の上を散歩に出かける。

熊四郎山遊歩道、岩窟の階段をそのまま登っていくと、見晴台のところで行き止まりになるのだが、その上を歩いて山田峠には行けたっけ?しばらく行っていないので忘れてしまった。岩の隙間を登ってみると、まずは天照大神様がいらっしゃった。この神様が万座で一番高いところに座している。その上を進んでみよう。

5分くらいで、ちょっとしたピークが出現し、そこで行き止まりになる。ゴヨウマツの群落になっていて、雰囲気の良い場所だ。夏は涼しくて良さそうだなー。ここまで来るのに汗だくになるだろうが(笑)。

迂回して崖を横切ってみたが、やはり進めない。熊四郎山から山田峠(坊主山)にはどうも道はついていないようだ。


  


熊四郎山山頂からぼうず山に行くのはあきらめて、普通の登山道を歩くことにした。この登山道も、2001年の災害後は何度か様子を見に行ったが、しばらくぶりの実踏。その後どうなっているんだろう。

横手山へ スキー靴は…SPORDEN】という看板を発見。一体いつの看板だ?

登ってみたが、特に問題は無かった。遊歩道もしっかりしている。ただしぼうず山付近まで上らないと展望は無い。お勧めのコースには、難しいだろうな。


  


登山道のリンドウは、みんな動物に食べられてしまっていた。やっぱカモシカの仕業かな。

2001年9月に崩落した場所に到着。そんなに大量の土砂ではないと思うが、流れる間に増えたのだろう。そしてやはり位置のエネルギーとは大きいのだなと改めて思わされる。

ぼうず山付近の紅葉は間もなくピークを迎えそう。


  


帰りは同じ道を通るのもつまらないので、R292−朝日山ゲレンデ−万座温泉 というコースで歩いてみよう。R292から見えるあの分水嶺でぼうず山にたどり着きたかったなあ。

朝日山ゲレンデリフト降り場に到着。ここから降りてみたが、斜面が急でハイキングにはちょっと向かないようだ。残念。

1,900m以上の地点で、ミズナラを発見。コース内だからすぐに刈られてしまうだろう。ミヤマナラではないだろうな。


  


この獣糞は…どうも熊ではなく、猪のものに見える。しかもそこからうろついた跡が、草が倒れていることでよく解かる。気味が悪いなあ。草の倒れ方から、この獣糞は何日も経っていないようだ。朝日山には猪が潜んでいるのか。

このコースを降りてくると、群馬県一のキタゴヨウが出てくる。夏に下見に来たとき、スズメバチがブンブン回っていたが今日はいなかった。もう霜が降りたからみんな死んだかな?

R292−朝日山ゲレンデ−万座温泉のコースを歩いての感想は、ゲレンデの斜度がきつく、一般の方々に案内するのには残念ながら向かないようだ。